FORUM21は課外の教養講座として実施している公開講座で、学内外の講師による幅広いテーマのプログラムを実施しています。

　5月10日(水)、公益ホール中研修室1にて「「核なき世界」2023～核リスクの基礎を学ぶ～」を開催しました。
　講師の両角晃一氏は、東日本放送代表取締役社長、テレビ朝日常務取締役を歴任され、映画『殿、利息でござる！』の制作責任者も務められ、国内外の時事問題について幅広い知見をお持ちの方です。今回は40名を超える方にご参加いただきました。

　
　講演では、米国の科学者らの地球滅亡までを示す「終末時計」や核開発の歴史、核兵器をめぐる世界情勢などについてお話をいただきました。唯一の被爆国?日本として、核についての歴史を振り返る良い機会となりました。

　参加者からは、「核の歴史や現在の状況を分かりやすく説明いただき、大変ためになった」「何か具体的な行動に移すことが出来なくても、関心だけは失わずにいたいと思った」「NATOの日本事務所開設の検討やロシアのウクライナ侵攻、先日ロシアであったプーチン氏の戦勝記念日の演説などタイミング的にも良かった」などのご感想をいただきました。

　地域共創センターでは、今後もみなさまのお役に立てるような公開講座等を開催してまいります。詳細が決まり次第、本学ホームページや地域共創センターSNS（Instagram、Facebook）でお知らせいたしますので、楽しみにお待ちください。